「さもない」けれど、尊いもの。
|Posted:2013/04/15 23:46|Category : 好きなトコ・モノ・色々|
昨日は朝来たら、店の玄関先にお花が置いてありました。
水仙に、ふきのとう。
スーパーのチラシにくるっと包まれて。
すぐに、あのお客さまだと分かりました。
『さもない花だけれど、良かったら・・』
温泉時代から、いつもそう言って庭に咲くお花を届けてくれた。
その人に、その花にどれだけ助けられて来ただろう。
その人がくれる、その花は、さもなくて、優しいのです。
そして、凛としているのです。
飾らなくて、眺めていると、安心します。
昨日はもう1つ、さもない花を買いました。
『よ市』で見つけた『デルフィニウム』です。
200円です。(50円オマケしてくれたー、おじさんありがとー♪)
とても綺麗なブルーです。ギリシャ語でイルカを意味するのだとか。
この花も、以前その人が『さもないけれど』と言って、持ってきてくれたのがキッカケで好きになりました。
花びらのピンクのとこが、人の笑った頬っぺたみたいで可愛いです。
花だけのつもりが・・・
気づけば、アレもコレも・・・。
恐るべし『よ市マジック』です。
東京ディズニーランドと、旅行に旅立つ日のキヨスク並みに、財布の紐が。
(長くないですかぁ~)
炒め終わっても、すんごい量でしたー。ポパイにごちそうしてあげたい。
『ラトリエ ルートブルーエ』さんのお菓子。
お客様に頂いてしか、食べたことが無かったので、
タダ食いばっかりしてないで、ちゃんと自分で買おうと(笑)
正直お高めです。でも、すごく『詰まってる』
美味しさも、手間も、バターも、お粉も、愛情も、みんなみんなみっちり。
(本当に美味しい焼き菓子って、こういうのなんだ。)
そんなお菓子に変身させてもらえた材料たちは、しあわせだと思いました。
今ホームページ見たら、全国発送もしてるみたいです。
リンク貼っておきます。(甘いお水はこっちだよ~♪)
今日、このお菓子達を、1人ほくそ笑みながら、お店で食べようとしたら、
ご近所のマキさんが
『このお茶美味しいから飲んでみて!』
と言って、ハーブティーを持ってきてくれました。
『ラトリエ ルートブルーエ』さんで売ってるお茶だった!
いや~ん、最強コンビ!嬉しい!!
今は、やっぱり1人、あまりの美味しさに頬を緩ませながら、
そのお茶とレモンケーキを味わいつつ、こうして書いてます。
(結局もらってるんじゃんね・笑)
マキさん、ありがとー!
お店に来てくださるお客様に、よくお話しているのですが、
毎日の生活。
そんな日常にある、小さな幸せ。
美味しく作られた1つのケーキだったり、
カフェで入れてもらう1杯の珈琲だったり、お茶だったり・・。
その中に
『1本の精油』が、『たった1つお気に入りの香り』があってくれたら嬉しいです、と。
アロマは無くても死なないけれど、
この精油というのを知っていると、知らないとじゃあ・・・人生違ってくる!
(おっ、言っちゃったねー)
知って欲しくて、伝えたくて、店開いて。
今、またその原点に戻って、もう一歩。
小さな自分が出来ること。
知ってもらうために講座をコツコツやっていく。
誰かと香りが、運命の出会いをしてくれたら嬉しい!
(お見合いセッティング好きな、おばちゃんみたいに)
それから、大好きなトリートメントで丁寧に香りをお伝えしていく、
セラピストを一生続ける、そう思った。
『Kiitosキートスさんのブリザーブドフラワー』
きっと、世界イチのお花屋さん『Kiitosキートスさん』
(こちらもリンク貼っておきます。綺麗なお花はこっちだよ~♪)
今まで、誰かに贈ったことはあっても、
自分でアレンジメントのお花をもらうって、あんまりないです。
スクールの第一期の生徒皆さんで、先日プレゼントしてくださいました。
インストラクター試験、合格おめでとうございます。
そして、
退院、おめでとう。良かったね、良かった。。また一緒に学べるといいです。
今日は2つ、嬉しいニュースが舞い込んできた、良い日でした。
一緒に精油を学んだその日から、同士です。
この先は、これからは、一歩一歩・・・
・・・たくましく年齢を重ね、香りの伝道師オバちゃんになっていって下さい!!(笑)
ほんと、ぴったり・・・。皆さん、ありがとうございました。
わたしは、第二期のスクールの講師を務めたら、
次の講師の方へバトンタッチすることになっています。
また日を改めて、心をまとめて書きたいと思います。
それが正式に決まった日、一本の映画を観に行きました。
『遺体 明日への十日間』と言う映画です。
あの日から10日間の釜石の遺体安置所を伝えた映画です。
映画と言う言葉を使うには、・・・違う。
実際に釜石の遺体安置所へ3度足を運んだ知人と観に行きました。
その中で、やっと用意できた棺へ、亡くなられた方へ花を手向ける(たむける)場面がありました。
当然、あの混乱の中、花などあるはずもありません。
手向けられたのは、一輪の『ハルジオン』でした。
誰もが一度は道端で目にしたことのあるハルジオン。
これほど『さもない』という言葉が当てはまる花はない気がする位の花です。
良くアロマセラピーでは、
『花から採れる精油は、自分自身を肯定させてくれる。自信を与えてくれる。』
と言われます。
けど、もっと、もっと奥の方。
この映画の場面を見た時、思ったんです。
『花は人に尊厳を与えてくれるものなのだ。』 と。
さもなくても、
自分を尊び、軽んじることなく、私として生きる。
ハルジオンの花言葉は『追想の愛』
3月の東北に咲くのは、現実にはまだ早いだろう。
けれども、
あの一輪の花があって良かった。そう思った。
その方の尊厳が守られた。そんな気がした。
その方の一生を尊ぶ、たった一輪のさもない花でした。
さもなくて、小さな花をちゃんと咲かせてる、可憐な姿でした。
お客様に触れる時、思います。
『なんて尊いのだろう』と。
愛する人しか触れてはいけない女性の体です。
頑張ってる背中も、冷たい足も尊いです。
そんな尊いものだからこそ、清いものだからこそ、
香りは(あなたの元へ届きたい)そう思って、
考えられないくらいの小さな小さな分子、姿となって、
決して人間では入っていけない場所まで行って、助けてくれるのだと思います。
デルフィニウムの花言葉は
「高貴」「尊大」「慈悲」そして
「幸福をふりまく」
さもなくて、高貴なもの。
それは、私たちみんなだ。(勝手に一緒にしてゴメンナサイ)
人にダメって言われてもいいの。
失敗したっていいの。
ホントは出来るなら失敗もしたくないし、否定もされたくないけど、
道端に咲いてる花に、時には誰も気を留めないように
転んでも案外誰も見てないよ。
何回も転んでるうちに、起き上がるのもうまくなってたり、ね。
傷も馴染んでいくよ。
少しの風にも、すぐユラユラ揺れてばっかりだけど、
特に春、環境が変わる時は、気持ち、追いついていかない時もあるけど。
また少しずつ根っこ張って行こうかー。
そうやって、自分を尊いって思う想いや足跡が広がって、繋がって
幸福の種、あちらこちらで飛び交うといいなー。飛んでいけばいいなー。
わたしゃ、まだまだ修行中(笑)
だからこそ、花のチカラを日々借りて、
また一歩、歩いていきたいと思います。
人の嗅覚って、匂いに慣れやすいんです。
同じ香りをずっと嗅いでると、その匂いが分からなくなった経験ありませんか?
きっと、またすぐに、春の新しい香りに慣れますよ~♪
さもないけれど、尊いもの。
いっぱいあるね(^-^)
・・・色んな人の顔が浮かんだよ。
明日もピンク色の頬っぺで笑っていてくれますように。
高貴で尊いあなたに、幸せいっぱいもらっていますね。
さもない幸せが、ひとつ、ふたつと束になって・・・
いつしか満開の笑顔にしてもらっていますね。
ありがとう。
いつもお疲れ様です!今日もお疲れ様。
おやすみなさい。
水仙に、ふきのとう。
スーパーのチラシにくるっと包まれて。
すぐに、あのお客さまだと分かりました。
『さもない花だけれど、良かったら・・』
温泉時代から、いつもそう言って庭に咲くお花を届けてくれた。
その人に、その花にどれだけ助けられて来ただろう。
その人がくれる、その花は、さもなくて、優しいのです。
そして、凛としているのです。
飾らなくて、眺めていると、安心します。
昨日はもう1つ、さもない花を買いました。
『よ市』で見つけた『デルフィニウム』です。
200円です。(50円オマケしてくれたー、おじさんありがとー♪)
とても綺麗なブルーです。ギリシャ語でイルカを意味するのだとか。
この花も、以前その人が『さもないけれど』と言って、持ってきてくれたのがキッカケで好きになりました。
花びらのピンクのとこが、人の笑った頬っぺたみたいで可愛いです。
花だけのつもりが・・・
気づけば、アレもコレも・・・。
恐るべし『よ市マジック』です。
東京ディズニーランドと、旅行に旅立つ日のキヨスク並みに、財布の紐が。
(長くないですかぁ~)
炒め終わっても、すんごい量でしたー。ポパイにごちそうしてあげたい。
『ラトリエ ルートブルーエ』さんのお菓子。
お客様に頂いてしか、食べたことが無かったので、
タダ食いばっかりしてないで、ちゃんと自分で買おうと(笑)
正直お高めです。でも、すごく『詰まってる』
美味しさも、手間も、バターも、お粉も、愛情も、みんなみんなみっちり。
(本当に美味しい焼き菓子って、こういうのなんだ。)
そんなお菓子に変身させてもらえた材料たちは、しあわせだと思いました。
今ホームページ見たら、全国発送もしてるみたいです。
リンク貼っておきます。(甘いお水はこっちだよ~♪)
今日、このお菓子達を、1人ほくそ笑みながら、お店で食べようとしたら、
ご近所のマキさんが
『このお茶美味しいから飲んでみて!』
と言って、ハーブティーを持ってきてくれました。
『ラトリエ ルートブルーエ』さんで売ってるお茶だった!
いや~ん、最強コンビ!嬉しい!!
今は、やっぱり1人、あまりの美味しさに頬を緩ませながら、
そのお茶とレモンケーキを味わいつつ、こうして書いてます。
(結局もらってるんじゃんね・笑)
マキさん、ありがとー!
お店に来てくださるお客様に、よくお話しているのですが、
毎日の生活。
そんな日常にある、小さな幸せ。
美味しく作られた1つのケーキだったり、
カフェで入れてもらう1杯の珈琲だったり、お茶だったり・・。
その中に
『1本の精油』が、『たった1つお気に入りの香り』があってくれたら嬉しいです、と。
アロマは無くても死なないけれど、
この精油というのを知っていると、知らないとじゃあ・・・人生違ってくる!
(おっ、言っちゃったねー)
知って欲しくて、伝えたくて、店開いて。
今、またその原点に戻って、もう一歩。
小さな自分が出来ること。
知ってもらうために講座をコツコツやっていく。
誰かと香りが、運命の出会いをしてくれたら嬉しい!
(お見合いセッティング好きな、おばちゃんみたいに)
それから、大好きなトリートメントで丁寧に香りをお伝えしていく、
セラピストを一生続ける、そう思った。
『Kiitosキートスさんのブリザーブドフラワー』
きっと、世界イチのお花屋さん『Kiitosキートスさん』
(こちらもリンク貼っておきます。綺麗なお花はこっちだよ~♪)
今まで、誰かに贈ったことはあっても、
自分でアレンジメントのお花をもらうって、あんまりないです。
スクールの第一期の生徒皆さんで、先日プレゼントしてくださいました。
インストラクター試験、合格おめでとうございます。
そして、
退院、おめでとう。良かったね、良かった。。また一緒に学べるといいです。
今日は2つ、嬉しいニュースが舞い込んできた、良い日でした。
一緒に精油を学んだその日から、同士です。
この先は、これからは、一歩一歩・・・
・・・たくましく年齢を重ね、香りの伝道師オバちゃんになっていって下さい!!(笑)
ほんと、ぴったり・・・。皆さん、ありがとうございました。
わたしは、第二期のスクールの講師を務めたら、
次の講師の方へバトンタッチすることになっています。
また日を改めて、心をまとめて書きたいと思います。
それが正式に決まった日、一本の映画を観に行きました。
『遺体 明日への十日間』と言う映画です。
あの日から10日間の釜石の遺体安置所を伝えた映画です。
映画と言う言葉を使うには、・・・違う。
実際に釜石の遺体安置所へ3度足を運んだ知人と観に行きました。
その中で、やっと用意できた棺へ、亡くなられた方へ花を手向ける(たむける)場面がありました。
当然、あの混乱の中、花などあるはずもありません。
手向けられたのは、一輪の『ハルジオン』でした。
誰もが一度は道端で目にしたことのあるハルジオン。
これほど『さもない』という言葉が当てはまる花はない気がする位の花です。
良くアロマセラピーでは、
『花から採れる精油は、自分自身を肯定させてくれる。自信を与えてくれる。』
と言われます。
けど、もっと、もっと奥の方。
この映画の場面を見た時、思ったんです。
『花は人に尊厳を与えてくれるものなのだ。』 と。
さもなくても、
自分を尊び、軽んじることなく、私として生きる。
ハルジオンの花言葉は『追想の愛』
3月の東北に咲くのは、現実にはまだ早いだろう。
けれども、
あの一輪の花があって良かった。そう思った。
その方の尊厳が守られた。そんな気がした。
その方の一生を尊ぶ、たった一輪のさもない花でした。
さもなくて、小さな花をちゃんと咲かせてる、可憐な姿でした。
お客様に触れる時、思います。
『なんて尊いのだろう』と。
愛する人しか触れてはいけない女性の体です。
頑張ってる背中も、冷たい足も尊いです。
そんな尊いものだからこそ、清いものだからこそ、
香りは(あなたの元へ届きたい)そう思って、
考えられないくらいの小さな小さな分子、姿となって、
決して人間では入っていけない場所まで行って、助けてくれるのだと思います。
デルフィニウムの花言葉は
「高貴」「尊大」「慈悲」そして
「幸福をふりまく」
さもなくて、高貴なもの。
それは、私たちみんなだ。(勝手に一緒にしてゴメンナサイ)
人にダメって言われてもいいの。
失敗したっていいの。
ホントは出来るなら失敗もしたくないし、否定もされたくないけど、
道端に咲いてる花に、時には誰も気を留めないように
転んでも案外誰も見てないよ。
何回も転んでるうちに、起き上がるのもうまくなってたり、ね。
傷も馴染んでいくよ。
少しの風にも、すぐユラユラ揺れてばっかりだけど、
特に春、環境が変わる時は、気持ち、追いついていかない時もあるけど。
また少しずつ根っこ張って行こうかー。
そうやって、自分を尊いって思う想いや足跡が広がって、繋がって
幸福の種、あちらこちらで飛び交うといいなー。飛んでいけばいいなー。
わたしゃ、まだまだ修行中(笑)
だからこそ、花のチカラを日々借りて、
また一歩、歩いていきたいと思います。
人の嗅覚って、匂いに慣れやすいんです。
同じ香りをずっと嗅いでると、その匂いが分からなくなった経験ありませんか?
きっと、またすぐに、春の新しい香りに慣れますよ~♪
さもないけれど、尊いもの。
いっぱいあるね(^-^)
・・・色んな人の顔が浮かんだよ。
明日もピンク色の頬っぺで笑っていてくれますように。
高貴で尊いあなたに、幸せいっぱいもらっていますね。
さもない幸せが、ひとつ、ふたつと束になって・・・
いつしか満開の笑顔にしてもらっていますね。
ありがとう。
いつもお疲れ様です!今日もお疲れ様。
おやすみなさい。