LittleMeリトルミー日記
アロマセラピー・リフレクソロジーサロン
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プロフィール

リルミー

Author:リルミー
2010年5月盛岡市材木町にて
リラクゼーションサロン
『LittleMeリトルミー』OPEN
2015年6月産休のため、一時閉店
現在、家事育児の中、
アレコレ試行錯誤しながら
新たなアロマ道を探している旅の途中です♪

活動場所
岩手県盛岡市、その近郊
電話:080-1691-1777

日々の『思・感・触・見・香・・・』色々と。

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今日を、明日を
少し前ですが、旅行に行きました。

娘が生まれて、初めての旅らしき旅。

一泊二日、三陸へ。


お宿は、岩手県釜石にある『宝来館(ほうらいかん)』

浜辺の料理宿 宝来館

せっかくなので

宮古経由で、海岸沿いに南下するコースにしました。

DSC_0136.jpg


久々に来ることが出来た、宮古の喫茶店『異人館』

宮古 異人館

お店の目の前には

防波堤を工事する光景がありました。

DSC_0147.jpg

DSC_0143.jpg

DSC_0141.jpg

DSC_0144.jpg

来るたびに、街の景色が変わっています。



『宝来館』へ着く頃には

日は落ち、辺りは暗くなっていました。

宿のすぐ目の前は、海。

津波の被害にあった宝来館は

新しく生まれ変わっていました。

DSC_0150.jpg


美味しい夕ご飯をいただき

露天風呂に入ると、ヒノキの香りが・・・

そして

波の音が聞こえてきました。


翌朝、ロビーでは

宝来館の女将さんによる、

震災を伝える『語りの会』が開かれていました。

毎朝、開かれているのだそうです。


宝来館に津波が来た時、

女将さんは、一旦は、宿泊のお客さまや、従業員の方たちと

宿の裏山に駆け登って、逃げることができたのですが

逃げ遅れた近所の人達を助けるために

再び山を降り

そして

津波にのまれてしまいました。


けれども

どうにか自力で這い上がり、

一命を取り留めたという

凄まじい体験をされた方でした。

DSC_0194.jpg
宝来館の裏山。

現在は、更に、避難路が整備されています。



実際の女将さんは、一言でいうと・・・

少女みたいに可愛くてピュアな方でした。


夫が仕事で、もう何十年も釜石に通っていて

宝来館にもよく泊まっていたということもあり

ロビーで、女将さんと少しお話しました。


6年が経ち、

人の流れも、ご予約も、多いときもあれば

そうじゃない時もある。

不安が押し寄せてくる時もあります。

そうおっしゃっていました。


夕べ、露天風呂で思ったことを

女将さんに、まんま、素直にお伝えしました。


『お風呂、すごく気持ち良かったです。

ヒノキの香りがして

波の音がBGMみたいに聞こえてきて・・・


でも、その時

海の音を聞いて

心地いいな、とか、呑気にお風呂気持ちいいなとか

そんなことを思うことに対して

上手く言えないのですが

罪悪感というか、申し訳ないというか

無神経、なのかな、と

一瞬、思いました。


けど、その後すぐ、思い直したんです。

ここのお宿の方たちは

そんなの望んでいないよな。

ここに住む人達は

きっと、望んではいない、そんなこと。


悲しいとか思うのは、もちろん自由だし

その気持ちも本当ですし。

でも

お風呂とか、海の音とか

ここに泊まりに来れたこととか

素直に喜ぼう。

今感じている幸せに浸ろう、

そう思いました。


お食事も、お風呂も、お部屋も

みんなみんな、すごく良かったです!

従業員さん達のおもてなしの気持ちが

伝わってきました。

ここに来られて良かったです。』


わたしの話を聞いて

女将さんは答えました。


『良かった。

海が怖いって、そうじゃなくて。

そんな風に

ここでの時間を

喜んでくれて、良かった。

それが一番嬉しいの。』



チェックアウトを終え、

玄関までお見送りしてくださった女将さんに

『娘と目の前の海岸を散歩してから帰ります。

海、見せてあげたいんです。』


そう伝えたら

女将さんは、穏やかに微笑みながら

娘に、こう話しかけてくれました。



『今日は、海がとっても綺麗よ』



海が綺麗・・・

その言葉を自然と口から出せる様になるまで

どれほどの想いを

毎日を

乗り越えて来たのだろう。


良かった。とは、一言には言えない位

色んなことが、まだまだあるのだけれど

それでも

女将さんの、その言葉は

今も、強く、心に残っています。


海、綺麗でした。とっても。

DSC_0184.jpg



あの震災があって

その時は

絆とか、大切にしなければならないものとか

たくさん考えた。


6年経って

どうかと聞かれたら

ささやかな感謝も出来なかったり

傷つけ合ったり

時間をただただ無駄に過ごすこともあります。


言い方、難しいのだけれど

『正しい生き方』は出来ない。


人は忘れやすい生き物で

忘れることができるから

生きていけるのだとも思います。


それ位が、人間クサくて

正直なのかも知れません。


ただ

3月11日という日は

365日、日々の中で

特に

『生きる』ということを

足をとめて、呼吸を深くして

見つめたい。

これからも。



宝来館の女将さんは

津波から必死に逃れようとする波の中で

ひゅーっと、自分の中に

命の玉?光みたいなのが入ってきたのが分かった。

その時

生きろ!という声が聞こえて

無我夢中で泳いで

それで助かったのだと、教えてくれました。

『生きている人間には天命、役割があるのよね、きっと』

だから、頑張ると、話されていました。




今回の旅、

娘がすっごく楽しそうに笑ってて

母が一日だけ同居から解放され

リラックスしまくってるのが伝わったのか(笑)


あなたの生まれるたった4年前に

とても大きな震災があったんだよ、と

語り継いでいくことも

『生きるということ』と同じくらい

子どもに伝えていくことなのだと思った。

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海辺を散歩した後は

結局、そのまま更に海岸沿いを南下して

気仙沼まで行きました。

お土産買ったり

ずっと行きたかった大船渡の

『ちっちゃなクレープ屋さん』へ行ったり。

大船渡 ちっちゃなクレープ屋さん

(今回は寄れなかったけれど、とっても美味しい
気仙沼 ゆう寿司さん)


DSC_0197.jpg


また、来ようね。

美味しいもの食べに

綺麗な海を見に

ここに住む人たちと、お喋りをしに

また、一緒に来よう。

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昨日3月11日。

月が空を照らし

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今朝もまた、日が昇った。

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今夜も、満月が世界を照らす。

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そしてまた、

新しい明日が来る。

明日を生きていく。

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コメント

あの日から6年経つんですね。
昨日の事のように思い出せるけど、この日にならないと思い出さない。
ほんと、人間は忘れやすい生き物ですね。

私も今年の3月11に
『何か役目があるから生かされているんだな』
と改めて考えていました。

毎日、普通に生きていられる事が
奇跡的な事なんだと、
この日のお陰で振り返る事ができますね。

娘さんにも、震災のこと、
生きていられる事の大切さ、
たくさん伝えてあげてくださいね!
[2017/03/13 01:49] URL | まい #- [ 編集 ]

まいさんへ
まいさん、メッセージどうもありがとうございます!
お元気ですか?(*^_^*)
6年前も、まいさんからの電話で助けてもらいましたね。

こうして日記を書いてると、すんごいイイ家族・・・みたいですが
まだまだ、産後クライシスからの脱却は(苦笑)
身近な人との絆を大切に出来ないと
自分は、欠陥人間なんだなぁ、と落ち込みますね

それも、これも、(同居の修行も・笑)
色んなことを含めて
今も、毎日を生きることを、学んでいる真っ最中の様な気がしています。

今、青森に帰省しています。
故郷は、ありがたいですね
岩手よりも、ちょっと、まいさんのいる土地に近くなりましたね♪

まいさん、今もこうして、言葉を送ってくれて
ありがとうです。

まいさん、元気でいてくださいねi-179




[2017/03/13 15:49] URL | リルミー #- [ 編集 ]


心あたたまるお話。
静かに拝見しました。(合掌)
[2017/03/16 11:11] URL | MIKIKO #- [ 編集 ]

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[2017/03/16 17:47] | # [ 編集 ]

Re: MIKIKOさんへ
宝来館さん、いいお宿でした
泊まりの旅は、上げ膳据え膳、最高ですね(*^。^*)

気仙沼のゆう寿司さんは、秋のサンマの季節、特に良いと思います♪
気仙沼のサンマは、お刺身をお醤油に付けると
お醤油に脂が浮くんです!
それだけ、お魚に脂が乗ってるんだなぁと感激しました。

ちなみに地元の方は、ワサビじゃなく、七味唐辛子とお醤油で
お刺身をいただくこともあるんだよ、と教えてもらいました


宝来館の女将さんとの会話。
自分が小さいながら店をやっていたというのもあって
店主というのは
お客様が来てくれるというのが、何よりも元気の源で
どんなにプライベートで落ち込むことがあっても
お客様とお話していると、そんな事忘れて
笑っている自分がいました。

会話の後、女将さんが笑ってくれて、良かったです。
わたしも、パワーを頂いて、帰ってきましたよ。

MIKIKOさんの、東北への帰省を
心待ちにしておりますね(^_^)


[2017/03/19 22:18] URL | リルミー #- [ 編集 ]


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